2014年12月18日

心散り散りに乱れて

事務所退去のための片付けを始めました。
同時にお客様に向けた事業停止のご案内も・・・。

私の手掛ける事業の一つに
『パソコン教室の運営』があります。

一時は月の売上高が100万円を超え、
インストラクタも3人いました。

当時は『フレッツひかり』の普及期
パソコンが急激に各家庭に広まった時期で
広告をしなくてもお客様が集まり
教室は連日賑わっていました。

それが今では売上高が20万円を割り込み
インストラクタは私だけ。

パソコン教室事業の衰退は私どもに限らず、
社会的な現象でした。

皆さんの街からも
消えたパソコン教室は多いと思います。

ちょうど3年前、テナントビルとの契約更新に際し
この事業を継続しようか悩みました。

テコ入れすれば多少の改善は可能でしょうが
以前のレベルまでの回復は不可能と考えました。

本当だったら、この時点で閉鎖すべきだったのでしょうけど
数は少なくなったものの
教室に通う事を楽しみにしてくれてる方がいる。
彼らのためにも教室を存続しなければならない。

結局、規模を縮小して存続の道を選びました。

経営者として考えれば間違った判断だったでしょう。
でも私は経営者である前に一人の人間。
私の価値判断はお金ではなく、人に喜びを提供すること。
そう考えての決断でした。

とはいえ、家族を路頭に迷わせてまで
事業を継続したわけではありません。

当時は企業との月次契約の仕事がいくつかあり、
その収益だけで給料を賄える前提での判断でした。

パソコン講師をしながら月次契約の仕事をこなし、
空いた時間で新規事業を立ち上げる。

その目論見は契約企業(上場会社)の事業売却により
脆くも崩れ去り、大きな借財を抱えることとなりました。

そして3年後の今、長年通ってくださった生徒さん達に
事業廃止のご案内をしなければならなくなってしまって・・・

お別れの挨拶がツラ過ぎます。

『事業は起こす時よりも畳む時の方が難しい』
先輩経営者の言葉が胸に染み入ります。

私の判断の誤りが
家族を路頭に迷わせ、お客様から楽しみを奪い、
債権者の皆様へご迷惑を掛けることとなってしまいました。

本当に申し訳ないことです。

まだまだ乗り越えなければならない問題が山積していて、
心が散り散りに乱れ、眠れない夜を過ごしています。



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posted by 悩める社長 at 15:28 | Comment(7) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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